点数速報

昨年末にIELTS7.0達成を速報させていただいたKさんが、7.5点(R:8.5, L:7.5,W:6.5, S: 6.5)を達成しました!

8月の6.0から順調に伸び続けて、いよいよ目標点達成です。特にLはほぼ受けるたびに0.5ずつ上がっていきました。しかしKさんの場合も私はRに鍵があると思ったので、当初はそちらに力を割いたのが実を結んだ形です。Rの大切さ、人によって千差万別な伸び方というものを改めて実感します。

Kさん、おめでとうございます!出願のご健闘を願っております!

点数速報

受講生のMさんがIELTSで7.0点(R8.0, L7.0, W6.5, S5.5)を達成しました!

学習開始から多少時間はかかりましたが、途中の停滞にめげず学習を継続された精神力に敬意を表します。Rが伸びない時期があり、それが私としては一番気になったので、授業でもRには力を入れました。ここ最近はRが8点以上で安定し、これがLも押し上げてくれるかと期待していたところ、Lも7点台に乗っての達成です。Sが低いのはやや気になりますので、これからも学習を継続していかれるとのことでした。

Mさん、改めておめでとうございます!出願も頑張っていただいて、良き結果が出ることを期待しております!

受講生だより:ライティングも褒められた!

元受講生で、ウィスコンシン大学のMBAプログラムに留学している熊崎さんより、ちょうど一年ぶりぐらいに頼りがありました。早いもので、2年目も半分が過ぎ、留学もあと半年となっています。

早速一部ご紹介します。


「さて、つい先日、別のアメリカ人にライティングを褒められるという嬉しい出来事がありました。

半年ほど前から、マディソン在住の日本語学習者の集まりに参加しています。大学や独学で日本語を学ぶ人たちと若干名の日本人が集まって飲んだりお喋りをしたりする30~40人ほどの集まりです。そのグループLINEのチャットでアメリカ人の子が最近習った「遠慮しておきます」という表現を使って書いた日本語の文をネイティブにチェックしてほしいと言っていたので私が見てあげたのですが、その時の英文を別のアメリカ人に褒められました。ライティングをネイティブに褒められたのは初めてだったので嬉しかったですね。

これもやっぱり、大量のインプットのおかげだと感じます。R・Lの(繰り返しも含む)大量のインプットによってS・Wでアウトプットできる語彙や表現が増えました(Rのページ数でいえば、そろそろ5000か6000は超えたと思います!)。そして今回褒められた英文に関しては特に、英語らしい論理構造の組み立てができたのが大きかったのかなと思いました。Regardless ofや thereforeを入れるタイミングとか、ちょっと間を開けて”again,…”で読者にリマインドしたりとか、副詞を挿む場所とか、なんというか、良い英文はリズム的にここにこういう表現を入れて流れを作るよな、とか、読者はここでこの流れを期待しているよな、というのが感覚で分かるようになってきました。基礎にあるのは、河野先生と一緒にTOEFLライティングやGMATのSCに取り組んだときの経験ですね。CRやRCの指導を経て「この文の論理の芯は何か」にこだわって読む習慣が付いたのも、今自分が英文を書くときにいい感じに働き始めているなと感じます。

はい、というわけで発音を褒められたのに続き、ライティングも褒められたというご報告でした!

普段のコミュニケーションにおいてはまだまだできないことの多さに気を取られることが多いですが、こうした経験を励みに少しずつできることを増やしていこうと思いました。」


実際のLINEのやり取りも見せてもらいましたが、たしかにライティングが上達している!熊崎さんは当塾に通っていたころもライティングの伸びが速く、最終的に相当なレベルの英文が書けるようになっていましたが、さらに磨きがかかっています!アメリカ人の書いた日本語に対する分析も非常に鋭く、それをまるで論文のようなきちんとした英文で指摘しているので、傍で見ていた別のアメリカ人も、思わず褒めずにはいられなくなったのだと思います。

それにはたしかに留学中の大量のインプットも寄与しているでしょうし、ライティングを指導した時に指導した「副詞の位置」など、「どうすれば読みやすく、良い流れの英文になるのか」といった観点も心にとめていただいているようなので、順当に進化していっているのだと思います。

私として特に嬉しいのは、かつてリーディングで指導したことをライティングに生かしてもらっている点です。元々「ライティングに生かす」という観点からリーディングを指導している側面があるので、我が意を得たり、というところです。すべては連関していますので。

留学しても英語力が伸びる人、さほどでもない人がいますが、熊崎さんは明らかに前者で、それもかなりのレベルになりそうです。卒業までもうひと頑張り、最大限の成果を得て帰ってきてほしいと思います。