前回の投稿でご紹介した、TOEFL iBTで102点を獲得したMさんから、河野塾での学習の効果、特にリピーティングの効果についてコメントをいただきましたので、紹介します。
この度は本当にありがとうございました。
色々なメソッドを教えていただいた中で、特にリピーティングが効果がありました。
前よりずっと聞き取れるようになったので、LSWが改善したと考えています。
実際、リピーティングを行ったのは、Test1の1-5について、それぞれ2-5回だけなのですが、たくさんの教材に取り組まずに同じ音源を細かく聞き続けるだけで、短期間で今まで経験したことがないくらい上達したことにとても感動しました。
ここで「Test1の1-5」とおっしゃっているのは『The Official Guide to the TOEFL iBT Test』(2024年の改訂前バージョン)のTest 1に含まれているリスニングセクションの5題のことです。
当塾ではまず扱う教材を絞り、音声面の分析を行い、それを踏まえて音読・リピーティング・シャドウイングなどの練習を行います。その後、「量」をこなすべく、様々な素材を教材として扱っていくのですが、Mさんの場合はこれまでの学習の中で「量」の蓄積がある程度あったと思われます。そのような方には確かにリピーティングは効きますし、即効性もあります。
ただ今回はとにかく時間がなかったので、発音をイチから洗い直すことはできませんでした。Mさんは発音の基礎もそれなりにはあったために泣く泣く割愛しましたが、できればきちんとやり直したうえで上記の学習もやりたかったところではありました。それでも好結果が出たというのはご本人の能力に負うところも大きいのでしょう。
Mさん、参考になり、かつ教師として勇気づけられるコメントをありがとうございました!留学中の学業に向けて、私の示唆したやり方で学習を継続してもらえれば幸いです!