生徒さんからの報告2つ

今年は「社会人英語」枠、すなわち留学を目指しているわけではなく、仕事で英語を使う必要があって河野塾で学習される方が増えました。

その一人であるFさんから嬉しい報告がありました。Fさんは大手外資系企業にお勤めですが、アメリカの本社から幹部が来日して、その前でプレゼンをする機会があり、そのプレゼン後、幹部の一人から「発音が変わったねえ」と言われたそうです。

残念ながら「上手くなった」という表現ではなかったようですが、これを本人にわざわざ言いに来るというのは、1)その幹部は以前、意識的にであれ無意識的であれ、Fさんの(あるいは日本人社員の)発音が気になっていた(あるいはストレスを感じていた)。2)その発音が改善され、聞きやすくなっていた(あるいはストレスが軽減した)ので、思わずそのことを伝えたくなった、のは明らかだと思います。

以前もブログに書いたように、このような「発音を褒められる」という現象は、河野塾の生徒さんにはよく起こることです。特に今回のFさんのケースでは、ここ数回の授業における向上ぶりが顕著で、その点本人にも伝えていました。個々の音素が正確かつ明瞭になり、アクセントやリズム、息継ぎまで含めた全ての側面で良化していたので、「そろそろ外国人(ネイティブ、ノンネイティブを問わず)に褒められ始めると思いますよ」と述べた矢先の出来事でした。ご本人も相当嬉しかったようで、すぐご報告いただきました。

発音の良化と比例してリスニング能力も高まっており、これまで雑音のように聞こえていた英語が、言葉として聴き取れることが増えてきたということでした。これも常々私が「発音にこだわって学習することで、まずはリスニングから向上する」と述べている通りで、あまりに狙い通りの成果に、私としても「しめしめ」と得心した次第です。

この一連の流れは別の「社会人英語枠」受講生であるKさんにも、ほぼ同じ順序で起こりました。Kさんは家庭の事情で受講を一時的にお休みされていますが、その間にTOEICを受けて900点を突破。さらには外資系企業への転職に成功、英語面談も上手くいったとの報告が最近ありました。Kさんの場合は多忙により受講間隔が空いてしまうこともしばしばでしたが、それでもご自身に可能なペースで学習を継続することにより、ゆっくりではあるけれども着実に英語力がついてきました。

「継続は力なり」とはあまりにも言い古された言葉で、そういう陳腐な表現を通常私は嫌うのですが、正しい方法論で、少々の波はあれど継続するならば、着実に力がつくことは間違いありません。そのことを改めて実感した、2人の生徒さんからの報告でした。

投稿者:

河野太一

「TOEFL(R)テスト・IELTS・GMAT・GRE対策」を指導する河野塾塾長。早稲田大学政治経済学部中退。Seattle Central Community College卒業。テンプル大学ジャパンキャンパス卒業(心理学専攻)。テンプル大学ジャパンキャンパス大学院卒業(英語教授法専攻)。TOEIC講座・大学受験予備校での指導を経て、大手留学準備校にて教務主任を務めたのち、独立。主な資格は、TOEFL iBT 116点・IELTS 8点・TOEIC 990点(満点)・TOEIC Speaking and Writing Tests 各200点(満点)・英検1級など。