合格速報 & 学習について

先ほどBoothの方の合格速報を打った次の瞬間、LBS合格の報が!

以前ブログでご紹介した丸山さんが、London Business Schoolに合格されました!

なんとLBS単願だったとのこと。それほど数多く出願するつもりはないとの旨は聞いていましたが、それで合格してしまうのだから凄い…

以前書いたように丸山さんも色々と苦労はありました。毎回レッドブルを飲みつつ授業を受けておられる姿が印象的でした(笑)。それが報われて本当に良かった!

丸山さんからは以下のようなコメントをいただきました。


河野先生の授業で良かった点は色々あるのですが、私が最も感じるのは、私が少しでも適当なことを言うと必ず論理的なご指摘を頂ける点でした。(手前味噌で恐れ入りますが、これが日本人でGREレベルの文章でできる方はそうそういないと思っております。)私自身の良かった点があるとすれば、そのご指摘から学ぼうとする姿勢だと思っており、ご指摘内容を深掘りすることが、徐々に読みの精緻さに繋がって行った気がします。怒られたくないので行動を正す幼稚園児と同じ思考ではありますが笑。


これ、この姿勢ですよ!私が授業で指摘したことを、その後自分でもじっくり考察し、深く理解していこうという姿勢。丸山さんが毎回の授業の復習をされる中でそのようにしっかり消化しておられることは次の授業でも明確に分かるぐらいでしたし、消化しきれなかった部分は積極的にご質問いただきました。急激に読解力が上がったのはまさにその結果でしょう。これまで成功された生徒さんにも多かれ少なかれ共通する姿勢です。ここに成功の秘訣がある!

丸山さん、改めておめでとうございます!LBSでもこの姿勢を堅持して、多くのことを学び、吸収されることと確信しております!

合格速報

受講生(お名前は伏せます)が、Chicago BoothのMBAプログラムに合格されました!

この方も読解力を上げるための訓練に真剣に取り組んでいただいたのが報われました!「(河野塾の)特訓の結果が無くしては合格は不可能でした」というお言葉をいただきました。

改めまして、おめでとうございます!

合格速報 & 河野塾体験記

以前当ブログでご紹介した伊藤さんが、ミシガン大学のRoss School of Businessに合格しました!

他にインタビューを受けた2校にも合格し、3戦全勝となりました。

伊藤さんは、2024年の2月から受講開始されましたので、丸1年かかったことになります。このたび、伊藤さんがこの1年間の体験記を寄せてくださいましたので、以下にご紹介します。

私としては「生徒さんがこんなに短期で点数向上しました!」という報告をしたいのですが(笑)、生徒さんによってはそれなりの時間がかかるのも事実です。元々の英語力がさほど高くない状態(※)からスタートするのであれば、むしろ1年程度はかかることを覚悟し、腰を据えてじっくり取り組むのが、結局は最も着実な方法であると考えます。逆に「コスパ」だの「タイパ」だの言いながら表面的でつまみ食い的な学習をすると、肝心の英語力が伸びない。したがって結果も出ず、却って時間がかかってしまう。

その点、伊藤さんはご自分の現在地を冷静に見つめ、覚悟を決め、腰を据えて取り組みました。点数が伸び悩んだり、仕事や家庭との両立に苦労するなど、決して平坦な道のりではありませんでしたが、それだけに、これから留学に向けた学習を開始したいという方には大いに参考になるでしょう。伊藤さん、お忙しい中、誠にありがとうございました!

(※)伊藤さんは来塾時のTOEICが880点。十分に高いではないか!と思われるかもしれませんが、これが決して高くないのです。TOEICに関しては、「問題演習とテストテクニック」で高得点に達したとおっしゃる方も多く、800点超を持っていても、英語力そのものにはあらゆる面で不足があるのが通例です。最近とみにその傾向が強まっていると私個人は感じており、もはやTOEIC800点台は単純に「英語力不足」と判断しています。


こんにちは、伊藤と申します。河野塾での学習を経て、このたびUniversity of Michigan, Ross School of Businessにおいて、2025年IntakeのMBAプログラムに合格することができました。以下が受験結果です。

University of Michigan: Ross School of Business     進学
Carnegie Mellon University: Tepper School of Business 合格
Georgia Tech: Scheller College of Business       合格
ESADE Business School         Interview招待→辞退

とあるカウンセラーから「英語については河野先生に相談してみては?」と助言を受け、その日のうちにコンタクトを取り、面談を受け、授業を開始したことを今でも鮮明に覚えています。その決断は、MBA受験プロセス全体を通して最良のものであったと断言できます。

IELTSからGMAT、Interview対策など、留学準備まで全てのプロセスにおいて河野先生のお力を借りました。仕事、家庭の関係でどうしても受験一辺倒にはなりませんでしたが、個別指導ならではのきめの細かい指導により、予習復習において無駄な時間が一切なく、効率的に学習できました。

河野先生のブログに掲載されている過去の合格体験記には、英語力が低い状態から通年で利用された方の体験記が少ないと感じましたので、1年間河野先生のもとで学習を続けた体験記を寄稿したいと思い、筆を取りました。

受験をされる方の参考になることを願っております。

学習経過

2023年7月 社費応募

2023年10月 社費選考合格

この時点で英語には4年間触れておらず。4年前はTOEIC880点でした。

2023年11月~2024年1月

単語帳・別の予備校・外国人の個別指導(スピーキング対策)を中心に、IELTS対策を開始。また、オンライン英会話(レアジョブ)を毎日続けました(3月頃に終了)。

12月にIELTS初受験。OA5.5点。1月にも2度目の受験をしましたが、やはりOA5.5点でした。

この留学準備の時期を逃したら、英語を集中的に学習する機会はもう一生訪れないだろうと思っていたので、テストの点数を取ることももちろんですが、これを機に英語力を上げたいという気持ちのほうが強くありました。しかしそれが実現出来ている気がせず、とりあえず手を付けたこと以外にどう勉強したら良いのか、方針が全く見えませんでした。

2024年2~4月 

河野塾の個別面談を受けました。「IELTS対策だけでなく、英語力を上げたい」とお話したところ、「IELTS/GMATはもちろん、留学、その後の仕事などにも活かせるように指導します」と力強いお言葉を頂き、入塾を決意しました。

IELTSの問題演習から始まると思いきや、まさかの発音からでした(笑)。発音の学習は中学1年生以来で、たしかに理解は中途半端でした。河野塾では発音の全体像を短期間で学ぶことができ、良かったです。また、弱形などについては全く意識していなかったので、その後のリスニングに大きな影響を与えました。

同時に、河野先生の単語帳で英単語暗記をスタートしました。単語帳は5冊程買いましたが、最後まで出来たのはこの単語帳だけでした(笑)。昼・夕方などのスキマ時間でひたすら進めていきました。先生には、学習を継続するための工夫や考え方などもご指導頂きました。

発音の知識面をひと通り終えたあと、音読やリピーティングなどの練習に移行。ネイティブの音声の再生速度を落としてリピーティングするなど、これまでやったことのない練習方法が新鮮でした。音声変化なども意識しながらじっくり練習し、体に染み込ませました。

2月中旬からは文法の講義も始まりました。それが終わり、3月からは大学受験用の文法問題集を開始。合計3冊行いました。そして英文解釈(構文解析)の練習へ。私は大学入試も感覚でゴリ押ししており、TOEIC対策もリスニング偏重で行っていたことから、構文解析の概念が本当に無く(笑)、イチから鍛え直してもらいました。

さらに4月からはイギリス英語の発音も学びました。「アメリカ英語をいったんしっかりやったあと、それとの差を中心にイギリス英語をやっていく」とのことでした。

ここまでの学習プロセスおよびプランニングは、今後の英語学習に向けた基礎力養成に不可欠だなと感じる一方、果たして受験生がこれを一人で行うことは可能なのだろうか?とも思いました。学習コーチの存在の大きさを実感しました。

この間、IELTSは受験せず。

5~7月

リーディングの読み方を知るにはIELTSのパッセージよりも適しているとのことで、TOEFLのリーディング問題、さらにはGMATのRC問題を用いて、読解の訓練が始まりました。授業中にパッセージを読み、段落ごとに要約するという練習方法で、その中で「どこに目を付けて何を考えながら読むか」を教えていただきました。要約も、最初は戸惑いましたが、徐々にできるようになっていきました。

7月に3度目のIELTS受験。OAは初の6.0点。R/L/Wで最高点を更新。上昇幅は小さいですが、今の学習を続けていれば伸びるという感覚があり、焦りはありませんでした。

8~9月

8月にIELTS受験。OA6.5点で、最高点更新。さらに少し上がったことでホッとしました。

授業では、IELTSリスニング対策としてリピーティングが始まりました。リピーティングも私は初めてでしたが、個別指導でしか成し得ない最高のトレーニングだと感じました。私は積み重ねタイプのトレーニングが好きなので、授業に加えて、自分でもほぼ毎日リピーティング演習を行いました。気分転換に映画『タイタニック』を見た時に、かなりの量の英語が聞き取れるようになって、感動して涙したのを覚えています(笑)。

また同時期、IELTSライティングも開始。授業内での添削を行っていただき、その後模範解答を暗唱するということを行いました。

教材以外で英語に触れる量を増やすため、先生おすすめの小説も読み始めました。

GMAT対策としてはCRを開始。一問ずつ解きながら、問題文の読解のコツから選択肢の見極め方まで、ご指導頂きました。ただ、CRについては直前期まで中々コツが掴めず、最後まで苦労しましたが、粘り強く対応頂きました。

9月後半には授業でIELTSスピーキング対策も開始しました。

9月にもIELTSを受けるも、OA6.5で変わらず、焦りが生じてきました。やや伸び悩みも感じていましたが、GMATの演習を続けていけば英語力が上がり、結果としてIELTSの状況も改善するだろうと考えていました。

10月

GMAT初回受験を11月に定め、QuantitativeなどVerbal以外の科目の学習をスタート。元々理系なので、数学系は後回しにしていました。

10月のIELTS受験ではOAが6.0に低下してしまいました。

11月

GMAT Focusを初受験、515点で撃沈。

先生には初回の感触をお伝えしたうえで、足りない点を細かく相談。また、GMATのOGやPrepの間違いリストを作り、何故間違ったかを体系化して理解するように務めました。新しい教材に手を出すのではなく、OGを複数回回すようにました。

12月

GMAT Focus 2回目の受験、525点。

正答率は上がっているものの、前半の誤答が多く、ここをなんとかしないと厳しいと実感しました。11~12月は、スピードを意識したトレーニングを行っていましたが、その結果読解の解像度が低くなりスコア低迷につながっていると、先生にご指摘頂きました。

問題を解く時には、問題に関係ある箇所が読めれば解けると考えていましたが、パッセージの全体構成を理解し、考えるべき事を考えて立体的に本文を読む事ができれば、記憶にも留まりますし、問題の正解率も格段に上がるという事をようやく実感し始めました。

時期的に、テスト戦略を河野先生に相談し、EAもお試しすることとし、SCを1週間程度で突貫工事しました。河野先生のSCの授業は、素晴らしいの一言でした。SCが本職なのでは?と思ったほどです。文法知識が深まり、IELTSライティングにも生かせる知識が身に付きました。

CRでは、本文の一部を飛ばし読みしてしまう癖や、選択肢の吟味が不十分になる癖を指摘され、改善に努めました。

その後、初回EAで154点を取得し、一部大学は射程圏に入りホッとしました。

この時期、先生にはアプリケーションの時期でもありエッセイなどについてもアドバイスを頂きました。このエッセイや、IELTSライティングの学習過程で、自分の日本語能力の無さにも気づき、愕然としました。表現したい内容・日本語共に適切に出てこない故に、英語でも表面的な表現に留まっていました (思えば中学以降、読書量が足りていない事が大きく起因しているかもしれません)。河野先生に、英語のライティング技法をみっちりと指導頂き、話の展開方法を理解する事ができました。日本語でも、文章構成力が上がったように感じました。

2024年最後のIELTS受験ではOAが6.5点に戻りましたが、7.0には到達せずでした。

2025年1月

US3校に出願を行いながら、EAとGMATの勉強を中心に進めました。

12月頃から、しっかりと理解しながら読めることが増えてきたように思っていました。そして1月にIELTSでリーディングをリテイクし、ついにOA7.0に達しました。さらにEAで159点、GMAT Focusで615点を獲得しました。GMAT本番ではRCが信じられないぐらい読めたことを覚えています(なぜかCRが伸びず、総合点はそれほど上がりませんでしたが…)。

RCは、急ぐがあまり表面的な読解になることが多かったので、顔を画面に近づけて、指で一行ずつ指しながら読み、話が飛んだと思った時は戻って読み直しました。そこまで丁寧に読み込んでも解答時間はそんなに遅くなりませんでした。先生が「しっかり読んで解像度が上がれば時間は間に合う」とおっしゃっていたのはこれか!と思いました。

また、QuantitativeやDIの成績も飛躍的に上がりました。英文が読めるようになり、そこにエネルギーを要さなくなったこと、SCを学んだ効果で英文を細かく見る癖がついたことでケアレスミスが減りました。数学系でも英語自体が読めることは重要だと思いました。この時期はまた、数学系をあまり勉強しなくなっていましたが、成績は上がり続けました。

2月

追加でEUを1校出願。

GMATはもっと伸びると思ったので、継続したかったのですが、ある学校からIELTSスピーキングの点数が足りないと連絡を受け、IELTS対策を優先しました。出願した全ての学校でInterviewに呼ばれて、その対策も開始。 やることが多すぎて、一度低血圧で倒れました(笑)

Interview練習で暗唱を繰り返していたところ、内容が全く出てこなくなり話が止まってしまう現象に合い、ここでも先生にご相談しました。すると、スピーキングの力は今ではそれなりにあるので、暗唱までは行わないでスクリプトを音読する程度に留め、本番の内容はある程度アドリブで組み立てるほうがよいとアドバイスを受け、その後劇的に改善しました。

また、Interviewではお互いのことを初めて話すので、内容を相手に理解してもらうためには早口にならず、ゆっくり話したほうが良いと考えていました。特にオンラインでは音質の問題もあり、発音やスピードが聞き取りやすさに直結します。そこでInterviewでゆっくり話す練習をしていたら、あら不思議、2024年3月頃に行っていた、ゆっくりとした発音練習が活きてくるではありませんか!私は早口だったこともあり、英語で自信がないところは「ぐちゃっと」表現する傾向があったのですが、そのようなことがなくなっており、伝えたいことを伝えられたと感じました。

2月のIELTS受験では、リテイクなしの一発でOA7.0点を獲得。受験終了となりました。

このあたりで、この受験生活全般に正しいことを積み上げてきた感覚になり、合格するのではないかという自信が出てきました。

3月

実際、出願した全てのUS校から合格を頂き、Rossに進学を決定しました。

合格連絡が来た際には早々に先生に連絡しました。本当に嬉しかったです。

現在は、留学に向けてリスニングをさらにトレーニングしていますが、現在もまだ伸び続けている感覚があります。むしろ受験の終わった今が一番伸びを感じているかもしれません。

河野塾でよかったと思うこと

MBA受験は大変なプロセスですが、先生の授業中につまらないと思うことは一度も無く、英語学習自体を楽しく継続出来ました。

プランニングをお任せしたことも良かったです。MBA受験は人それぞれ戦略があると思いますが、個別指導でなければここまできめ細かく相談に乗っていただいたり、プランニングを頂けなかったと思いますし、基礎に立ち返って勉強し直せたことが、成功の要因だったと思います。

GMAT・EA等のスコアも最終的にはなんとかなりましたが、それよりも私自身の言語(母語含む)に対する改善点が見えてきたことも良かったことの一つです。今後の留学生活や、学習を通じて向上に努めたいと思います。

家庭・仕事・受験の両立は非常に大変ですが、河野先生の宿題は細切れで継続しやすいものになっています。宿題に真摯に向き合って一歩一歩積み重ねたことがこの成果につながっていると感じています。

河野塾を受験検討されている方に(あるいはMBA受験を検討されているる方に)

ここまでお読みいただいた通り、私はずーっと苦労続きで試行錯誤し、最後の最後でようやくスコアが揃い合格までこぎつける事ができました(英語学習のことだけ記載していますが、仕事と家族と出願のお話もまだまだございます)。

月並みですが、大事なことは諦めないことです。本当です(笑)

自分の実力と、目標のギャップを認識し埋めていく作業を毎日繰り返すことでしか実力はつかないと思います。点を取れない理由、伸びない理由は人によって違い、自分にとっての最適な方法を見つけ出す事は難しいと思います。その時に、河野塾の個別指導は、到達目標への距離を縮めることに対し、間違いなく一役を担ってくれると思います! 

私のように、英語力を伸ばしたいが伸び悩んでる方には受講をおすすめします。

その他

私はMBAプロセスの過程で、河野先生の学習方針に心から納得が行くことも大事だと考えていました。そのため、過去のBlogや、投稿されたWEB記事、アルクの記事等を全て読み、先生の指導方針をよく理解することに努めました。そうすることで、日々の宿題のやり方なども、狙いを意識的に行う事ができたと思っています。

現在も留学中に通用する英語力の獲得に向け、上記の考えに基づいて、隙間時間を利用した学習を続けています。

合格速報

受講生のMさんがシンガポールのNUS(National University of Singapore)のMBAプログラムに合格しました!

Mさんは河野塾で受講開始後、比較的早い段階でIELTS7.0を達成し、その後は出願準備に勤しんでおられましたが、色々紆余曲折あり、ようやく合格通知が届きました。

今後もMBAの授業に向けて発音やリスニングを改善していくべく、継続受講されるご意向です。

Mさん、出願は大変でしたが、念願かなって良かったです!おめでとうございます!

合格速報

先日来ご紹介しているMさんから、ジョージア工科大学(Georgia Institute of Technology)のMaster of Science in Analyticsに合格したとのご報告をいただきました!

このプログラムは以前ご紹介した坂本愛さんが在学しているプログラムです。このプログラムに河野塾から2名の合格者が出るとは!日本にいながらにしての「オンライン留学」となりますが、「留学」の形態も多様化しているなと改めて感じます。

Mさんの場合もお仕事直結なので、充実した学びとなることでしょう。改めておめでとうございます!

なお、坂本さんが最近の留学の状況をブログに上げておられますので、下記URLよりご覧ください。

https://baila.hpplus.jp/blogs/sakamoto_ai/61480

合格速報

今年の初めにご紹介した坂本愛さんの進学先が決まりました!ジョージア工科大学(Georgia Institute of Technology)のMaster of Science in Analyticsというプログラムに合格。オンライン留学という形態で、1月から本格開始しますが、既にいくつかの予備的なコースを受講し始めているとのことです。

TOEFLも最終的に102点を獲得、「元」受講生となった坂本さんですが、思い返せば当塾の門を叩いた時は転職前で、MBA志望でした。それから様々な紆余曲折があり、塾をお休みされた時期もありました。その時々で悩み、考え、一歩進み、また悩み…というような歩みでしたが、最終的に進学先が決まってみれば、彼女のキャリアに鑑みて最良の結果になったと感じています。

その坂本さんがブログを更新しておられます。社会人として留学を決意するにあたってどのようなことを考えたかが赤裸々に、内容濃く語られており、性別や職歴などを問わず参考になると思いますので、ぜひお読みください。

https://baila.hpplus.jp/blogs/sakamoto_ai/58625
https://baila.hpplus.jp/blogs/sakamoto_ai/59209

私も読ませていただいて、「ああ、あのタイミングではこういうことを思い悩んでいたんだなあ」と、改めて認識させられた形です。当塾では、あっという間に点数が上がってサッと留学する人ももちろん多いのですが、紆余曲折に長期間伴走する形に(意図せず)なるケースもままあり、そのような生徒さんが合格されると感慨もひとしおです。「自分のことのように嬉しい」といいますが、「自分のことよりも嬉しい」というのが実感です。

それにしても「紆余曲折」とは言いながら、その時々で必ず正しい選択をしてきたように、外野からは伺えます。思い悩みながらも、最終的に自分の気持ちや直感に逆らうことなく、無理をせずに選択してきた結果、その時々の課題を最良の形で解決してきたように見えるのです。周囲からの雑音も少なからずあったと想像しますが、最後は自分にとってベストな選択を嗅ぎ分ける能力と、それを実行する勇気が凄いと思います。

先日改めて合格後のインタビューのようなことを行わせていただきました。彼女が河野塾で最も役立ったと感じているのは「ディクテーション」だったとのこと。ディクテーションといっても当塾のそれは世間一般で知られている学習法とは異なり、通訳作業との組み合わせになっていたり、そもそも書き取りをしない時点でディクテーションという呼称自体に疑問符がつくのですが、それはともかく、英語音声学を踏まえたうえで、英語音声にグリグリギリギリとしつこく向き合う手法が一番効果的だったとのこと。一定期間続ければ絶対に効果があるが、その手前でやめてしまうと効果がないだろう、とも。

また、基礎文法から洗い直したことは、通塾の初期段階から効果を感じており、仕事で英文を読む際などに既に効果を感じていた、とのことでした。英文を、語順をひっくり返さずに、前からグイグイ読めるようになったとのこと。これは最近になっていただくGRE受験者の方々からの感想ともピッタリ一致します。まあそもそもそのためにやっていただいているので、当然といえば当然なのですが、実感を聞かせていただくと心強く感じます。

「オンライン留学」という形態もコロナ禍を経てすっかり定着した感があり、当塾の生徒さんでも多くなっています。坂本さんが今回のプログラムで何をどのように学んでいかれるのか。学習法や時間術などの面でも大変興味がありますので、折に触れてお話を伺い、当ブログでお伝えできればと思います。まずはこれまでのご苦労をねぎらい、今回の合格を祝したいと思います。坂本さん、おめでとうございます!

合格&点数速報

受講生のTさんがColumbia Business SchoolのMBAプログラムに合格しました!

Tさんは全く初学者の状態から河野塾でGMAT学習を開始し、GMATでは670点を獲得。EAでは166点(GMAT換算750点)を獲得し、見事合格されました。

Tさんより、河野塾のGMAT授業に関してコメントをいただいています。


河野先生には、小手先・テクニックではない本質的なGMATの考え方を教えて頂き、その上で、どのような状況においてはテクニックを使用すべきか、非常に実践的な解法・判断プロセスをレクチャーして頂きました。近年のGMAT、特にSCは表面的な文法テクニックだけでは回答が困難な問題が増えていると思います。河野先生の講義で、そのような最新の傾向に立ち向かえるベースを作って頂いたこと、本当に感謝しています!


私の指導方針をしっかりご理解いただいたうえで結果を出された点、教師冥利に尽きます。元々非常に優秀な方で、授業内でも「スジの良さ」は感じていました。なにぶん初学者だったので伝えることは多くなりましたが、それを猛スピードで吸収された結果だと思います。

Tさん、今回の合格、改めておめでとうございます!留学先でも同様に学業に励まれ、充実した留学生活となることを心より祈念しております。

合格速報

受講生のAさんがUCLA Anderson School of Managementに合格しました!

TOEFL71点からスタートし、最終的にはIELTSで7.5まで到達しての合格となりました。Aさんおめでとうございます!

留学直前のYさんとお話しました

Babson Collegeに合格したYさんとお話させてもらいました。留学2日前、準備でお忙しい中にお時間をいただいてちょっと申し訳なかったのですが、色んな話題に触れることができました。小さいお子さんを含む家族連れでの留学となりますので、これまで同じ状況で留学した生徒さんの話などをしました。子供の教育の話で盛り上がり、留学のほうの話はそこそこで終わってしまいましたが…。

Yさんは合格した後も河野塾で学習を続け、発音・会話ともバッチリの状態ですので、全く問題なくMBAの授業に臨めると思います。それでも留学中にも音読・暗唱などの学習を続けることを勧め、本人もやる気なので、頼もしく感じています。

ひとつ私的に心に残った話として、「自分は文法が苦手だったが、河野塾に入る前はその自覚がなかった。河野先生に指摘されてそのことに気づき、授業や参考書などで補強できたのが良かった」というのがありました。これ、「あるある」です。最近は以前以上にに、「文法が分かっていない生徒さんが多いな」と感じます。そのせいで正確な読解ができない。にもかかわらず、その自覚がない。「なんかよくわからないけど点数が伸びない」という場合は「文法は大丈夫だろうか」と考えてほしいですね。

Yさん、改めて留学おめでとうございます!紆余曲折ありつつも、最後まであきらめずに留学を実現したことに敬意を表します。留学中のご報告、お待ちしております!

合格速報

受講生のMさんがUCL(University College London)のUrban Design and City Planningコースに合格しました!

MさんはMBAも視野に入れながらの留学準備でしたが、最終的に彼の職種や将来性にピッタリ合った学校・コースへの留学となり、本当に良かったと思います。

Mさんは発音はあっという間に上達しましたが、リーディングに難点がありましたので、最後まで構文解析や文章の論理構造の把握に努めました。粘り強い学習が実っての合格となりました。

Mさん、改めておめでとうございます!