あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
前々回(2024年10月9日)の投稿でご紹介したTさんより、新年早々嬉しいお知らせが。12月に受験したIELTSでOverall7.5を達成!これまで7.0までは保持していたものの、これでようやく志望校の基準点に達しました。
しかもReadingは何と9.0点満点に到達!以下、ご本人から頂いたメッセージの文面です。
全て10分以上時間を余らせることができ、かつ特に迷いもしなかったので、過去IELTSを受けていたときに比べて別人になったレベルにリーディング能力が上がっていることを感じました。河野先生のご指導のおかげです。改めてありがとうございました!
中略
特に急いで読んだ意識はなく、本を読むようなイメージで普通に読んでいました。
これぞまさに私がいつも授業内で生徒さんに伝えている「熟読しているのに速い」境地であり、理想の姿と言えます。いずれこのようになれるのだから、「速読などするな!」と口を酸っぱくして述べているわけです。
「本を読むようなイメージ」を試験本番で持てたのも素晴らしい。これについても、私が常日頃「私が本試験を受験するときは内容を楽しみながら読んだり聴いたりしていますよ」とお伝えしているのに通じる心的態度だと思います。
多くの受験者が試験のパッセージを単なる「タスク」と捉え(もちろんタスクではあるのですが)、ただただ機械的に、効率的に、速く「処理」しようとする結果、内容に入り込めず、却って時間がかかったり、正答率が上がらなかったりしてしまっていることへのアンチテーゼとして、参考にしてほしいと思います。
Tさん、おめでとうございます!今後の合格報告を楽しみにお待ちしております!